【MLB】パイレーツ1-10ブルージェイズ(5月7日・日本時間8日/ピッツバーグ)
ブルージェイズの菊池雄星投手が6回1/3、93球で4安打無失点3奪三振2四球の好投で、今季無傷の5勝目を挙げた。立ち上がりから最速96.6マイル(155.5キロ)を計測した力のあるストレートで押すと、中盤からはスライダーの割合を増やして試合をコントロール。ピンチも切り抜け、味方打線の援護をしっかりと守り切った。自己最多は2021年の7勝(9敗)だが、まだシーズンも2割程度を消化したところで、早くも自己記録にあと2つと迫った。
ナ・リーグ中地区の首位を走る好調パイレーツを、菊池が力でねじ伏せた。1回、先頭打者にいきなり四球を与え、続く2番レイノルズにセンターフェンスぎりぎりまで飛ばさせる特大フライを打たれてヒヤリとしたものの、徐々にテンポを掴むと力強いストレートで押しまくった。大きなフライこそ打たれるものの、打球はことごとくフェンス手前で失速。わずかなところで菊池の力が勝った格好だ。
4回にはアクシデントもあった。サンタナが放った打球速度103.5マイル(166.6キロ)の強烈なゴロが、利き腕である左腕を直撃。それでも気合の入った表情で問題ないとアピールすると、そのまま続投。7回1死からツーベースを打たれたところで降板したものの、ファンからは好投をたたえる拍手が送られていた。
昨季終盤には先発から外れリリーフにも回った菊池だが、今季は開幕から再び先発ローテーションの枠を勝ち取り、期待に応える5勝目。チームはまだ35戦目で、全162試合のうち2割を消化した程度だ。この調子で行けば、2021年の自己最多7勝を超えるのはもちろん初の2ケタ勝利、15勝、さらには最多勝争いまで見込める。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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