【MLB】パイレーツ1－10ブルージェイズ（5月7日・日本時間8日／ピッツバーグ）
ブルージェイズの菊池雄星投手が今季7度目の先発登板で6回1/3を投げ4安打無失点の内容で、今季無傷の5勝目を挙げた。力強いストレート主体の投球で好調パイレーツ打線を封じたが、1回にはあわや逆転ホームランを浴びかけるひやりとしたシーンも。本人も大きく「ぷくーっ」と膨らませて冷や汗をかいていたようだ。
【映像】あわやホームランという特大フライに菊池雄星も「ふぅ～」
1回、いきなり味方に先制点のプレゼントをもらった菊池だったが、すぐに冷や汗をかいた。先頭打者に四球を与えると、続く2番レイノルズへの初球、スライダーが真ん中高めの甘いコースに入ってしまった。これを逃さないとばかりにレイノルズも強振。打球は一直線にセンター方向に飛んでいった。
打球速度102.4マイル（164.8キロ）、角度30度という打球はセンターフェンスぎりぎりまで飛んでいったが、わずかにあと数メートル届かず、ブルージェイズのセンターキーアマイヤーがキャッチ。菊池にしてみれば、せっかくの先制点をフイにしてしまう逆転被弾かという瞬間だっただけに、無事にアウトになったところを見届けると両手を大きく掲げた後、頬に空気を入れるように膨らませてホッとしていた。打球が上がった瞬間、ファンからも「あっぶねー」「こわいぃ」というリアクションが集まったが、この危機を逃れた菊池はその後すいすい。好投で5勝目を手にした。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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