【MLB】エンゼルス8－16レンジャーズ（5月7日・日本時間8日／アナハイム）
5月6日、7日と2試合連続ノーヒットで12打席無安打だったエンゼルスの大谷翔平投手だが、3番・DHで出場したこの試合で今季初の4出塁をマークした。
【映像】相手バッテリーも勝負する気なし？大谷翔平、第4打席の四球
1回裏の第1打席は1死一塁で2-2からの5球目を打つとファースト方向へボテボテのゴロ。相手の一塁手・ローがキャッチして二塁送球もトラウトの足が速く内野安打に。大谷の足の速さが、ローに二塁送球をさせる要因となった。プレー直後の記録は一塁手のフィルダースチョイス（野選）とされたが、後に内野安打に訂正された。
3回裏の第2打席は無死一、二塁で四球。相手投手ペレスが勝負を避けたようにもみられた。3対7の4点差で無死満塁とチャンスを広げ、後続のタイムリーと犠飛につなげた。
4回裏の第3打席は2死一、三塁でセンター前ヒット。狭い二遊間を鋭く抜ける打球でエンゼルスは7対11とした。
6回裏の第4打席は2死一塁。相手投手はスポールズから3人目のラガンズに交替するも、ストレートの四球で一塁へ。この打席で今季初の4出塁となったが得点には結びつかず。
5打席連続出塁が期待された8回裏は2死二塁の場面。この時点で7－16と大量リードを許しており、ファンも大谷のホームランを期待した。低めに落ちた初球をチョコンと当てるとショート後方へのハーフライナー。3本目のヒットか、と期待されたが思ったほど伸びず、今季4回目の猛打賞はお預けとなった。
大谷が孤軍奮闘するもエンゼルスは2試合連続大敗。大量リードの9回裏には野手登録のラムがマウンドに上がるほどの屈辱的敗戦だったが、「終わったことは振り返らずに明日からの試合に切り替えて挑もう」「連敗かぁ。レンジャーズ強い。とにかくくっついてこう！ 大谷さんは２安打、調子が上がってくるといい」など明るいコメントが多くみられた。
大谷の打撃には復調がみられる。明日からのアストロズ戦が楽しみだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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