【MLB】エンゼルス-レンジャーズ(5月7日・日本時間8日/アナハイム)
今季初の4出塁(3打数2安打2四球)を決めたエンゼルスの大谷翔平投手。現地時間5月6日、7日と2試合連続ノーヒットで12打席も快音が聞かれなかったが、この日の第1打席で内野安打を放つと、四球、タイムリー、四球、ショートライナーで、今季成績は「129打数38安打、打率.295、7本塁打、20打点」となった。そんな大谷のバットに呼応するかのように、ようやく今季初アーチを放ったのが、“年俸50億の男”アンソニー・レンドンだ。
【映像】ついに打った!大谷翔平の同僚・レンドンが今季初アーチ
1回裏1死一、二塁で3球目をフルスイングすると打球はレフトスタンドへ一直線。待望の先制3ランとなったが、実はレンドン、このホームランが今季初アーチだった。
ナショナルズ時代の2016~2019年は20・25・24・34本と4年連続で20本塁打以上を放ち、19年には打点王のタイトルも獲得したが、エンゼルス移籍後の3年間でホームランは9・6・5本と2ケタに届いていない。20年はコロナの影響で試合数が60と短縮され、21年は故障に見舞われ出場58試合。22年も故障で出場試合は47に留まってしまった。今季の年俸は3660万ドル=約49億5000万円と、トラウトと同様の高給取りだが、ここ数年は期待されたような結果を残せていない。
今季は試合終了時点で86打数25安打、打率.291。復活ムードの中、ようやく待望の初アーチが飛び出した。
ホームイン後の「兜」も似合っており、SNSでは「ドン兄さん初兜」「しょーへーさんフィルダースチョイスからのレンドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン3ラン」「兜似合ってる」など称賛の声も挙がった。
これに気を良くしたのか、続く3回裏の無死満塁では初球をセンターへ弾き返し追加点。5番レンフローの犠牲フライにつなげた。
第3打席は四球、第4打席はセカンドフライに終わったが、大谷の後を打つ貴重なバッターだけに、復活の兆しが見えたのは大敗の試合の中でも不幸中の幸い。4月28日アスレチックス戦の8回表にはジャンピングキャッチで失点を防ぎ、大谷の勝利を守るなど、守備面での貢献度も高い。トラウト、大谷の二枚看板に加え、レンドンが本来の力を発揮すれば、強力打線が形成できる。今後もレンドンの活躍に注目したい。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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