Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズ5月8日の第1試合に出場する4選手を発表した。8日間・16試合で行われるファイナルがついに開幕。優勝経験があるのはEX風林火山のみで渋谷ABEMAS、TEAM雷電、KONAMI麻雀格闘倶楽部は悲願の初優勝を目指す。1試合ごとに優勝シャーレへの距離感が激変する短期決戦。先に抜け出すのはどのチームか。
【中継】朝日新聞 Mリーグ2022-23 ファイナルシリーズ1日目
首位から4位まで、わずか58.8ポイント差。1試合の結果で、全ての順位が変わる可能性があるほどの僅差で、5年目のファイナルがスタートする。首位・EX風林火山はチームとしては優勝経験があるものの、実際に経験したのは4人中2人のみ。このプレッシャーをどう共有し戦いに活かせるか。先発の二階堂亜樹(連盟)がその役目を果たす。
5年連続でファイナル進出を果たした常勝軍団・渋谷ABEMAS。過去の4年は全て3位で終えており、今回こそブロンズコレクターからの脱却、初優勝を狙う。各チームに吹くだろう追い風を、渋谷ABEMASもうまくキャッチできれば、すっと首位に浮上できるはず。安定感抜群・日向藍子(最高位戦)に初戦を任せたのも、チームの信頼の証だ。
5年目で初のファイナル進出を果たしたTEAM雷電は、最もモチベーション高く戦えるチームかもしれない。ファイナルを逃せばチーム構成変更というプレッシャーを跳ね返し、大きなハードルを越えた勢いをそのまま持ち込めれば、初優勝まで突き進むことも十分に起こる。本田朋広(連盟)はファイナルでもファンを魅了すべく熱く戦う。
セミファイナル最終日に勝負強さを見せつけたKONAMI麻雀格闘倶楽部。過去にはぎりぎりの4位通過でファイナルに乗り込んだチームが優勝したことも多く、初日の動きに注目すべきチームだ。先発・高宮まり(連盟)は失うものがない状況で、腕をぶんぶん振って相手をなぎ倒しに行く。
【5月8日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人15位 +27.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人8位 +194.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人11位 +128.6
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人2位 +306.9
【5月5日終了時点での成績】※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
1位 EX風林火山 +145.2(0/16)
2位 渋谷ABEMAS +133.3(0/16)
3位 TEAM雷電 +86.9(0/16)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +86.4(0/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





