将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Bリーグ第1試合、チーム羽生とチーム山崎の対戦が5月6日に放送された。大会では、対局中には見られない棋士の一面が見られる控室も注目ポイントのひとつ。チーム山崎の控室では、リーダーの山崎隆之八段(42)がホワイトボードに戦況を手書きで記していたが、その“美文字”が話題に。ファンからは「字キレイ」「ちゃんと書いてるのかわいw」とのコメントが多数寄せられていた。
チーム山崎3連敗で迎えた第4局は、まずは1勝を奪うべくリーダーの山崎八段が出陣。第2局の登板時には、チーム羽生の梶浦宏孝七段(27)に手痛い黒星を喫していただけに、本局の伊藤匠六段(20)戦は絶対に負けられない強い思いを掲げて、チーム内での作戦会議に臨んだ。
会議の様子はもちろんのこと、ファンの注目は室内に用意されたホワイトボードに注がれた。白紙状態のチーム羽生のボードに対し、チーム山崎のボードは文字がびっしり。対戦成績を記したものだったが、文字の主はリーダーの山崎八段だった。第4局の会議でも、次戦の相手の名前・「伊藤」を力強く記入。すると、学校の先生も驚きの美しく読みやすい文字に、視聴者からは「字キレイ」「ちゃんとボート使ってる!」「山ちゃん字うまいな」「なぜリーダーが書記を?ww」「ちゃんと書いてるのかわいw」のコメントが多数上がっていた。
こんな学校の先生憧れちゃう!?そんなストーリーがよぎったシーンだった。
◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)