ヌートバー、特大131メートル弾で勝利に貢献鈴木誠也は2四球も無安打、チャンスで凡退侍ジャパン経験者で明暗くっきり

【MLB】カブス4－6カージナルス（5月9日・日本時間10日／シカゴ）

　カージナルスのヌートバー外野手が「1番・ライト」で先発出場、3回の第2打席に右中間へ特大の3号ソロを放つなど、4打数1安打1打点1本塁打とチームの勝利に貢献した。カブスの鈴木誠也外野手も「5番・ライト」で先発出場したが、4打席で2つの四球を選んだものの2打数無安打。5回2死満塁のチャンスもレフトフライと活かせなかった。試合は終盤9回に勝ち越したカージナルスが接戦を制した。

【映像】ヌートバー、完璧な特大131メートル弾＆ペッパーミルパフォーマンス

　2人の侍ジャパン経験者による対決だったが、明暗がくっきりした。ヌートバーは1回の第1打席、センターライナーに倒れたもののしっかりボールを捉えると、3回の第2打席に2球目を完璧に弾き返し、打球は右中間席中段まで届く特大の131メートル弾。一時は勝ち越しなる一発で、チームを活気づけた。

　鈴木はチャンスで打席を迎えるものの、1本が出なかった。1回いきなり1死二、三塁のチャンスで回ってきたが、じっくり見極めて四球。2回の第2打席は1死一塁で空振り三振に倒れると、一塁走者が盗塁を試みてアウト。三振併殺となっていた。最大の見せ場だったのは5回2死満塁。変化球を引き付けて打ち返したと思われたが打球はもうひと伸びが足りず、レフトフェンス前で失速するフライアウト。地元ファンからも大きなため息が漏れることとなった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）