日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第3節A卓が5月10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部で活躍する佐々木寿人が、快勝で卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
Mリーグでもファイナルシリーズの真っ最中の佐々木だが、3度目の鳳凰位戴冠を目指して戦うA1リーグでも奮闘。1回戦から幸先よくトップを取ると、2回戦の3着を挟んで3回戦、4回戦と連勝。計4戦3勝とほぼ完璧な一日として＋61.4と稼ぐと、トータルでも暫定2位に浮上した。「リーグ戦はコツコツが大事なのでまずは100ポイントを目標にやります」と長期リーグ戦を知り尽くした男が、じっくりと戦うことを目指していた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人 ＋61.4
2位 前田直哉 ＋16.2
3位 吉田直 ▲16.5
4位 ダンプ大橋 ▲62.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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