【MLB】ブレーブス-レッドソックス(5月10日・日本時間11日/アトランタ)
高い身体能力と技術が噛み合った時、それはもはや「別の生き物」がプレーしているように見える。レッドソックス吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場した試合で、1回にブレーブスのショート・アルシアが、三遊間の難しいゴロを華麗にファインプレー。巧さと速さが融合した動きで、ファンから「うめえー」「捕った後のすべてが速い」「よく見るとヤバいプレーしてんな」と絶賛された。
全ての動きに無駄がなく、そして速い。こんな選手に後ろを守ってもらったら、投手もさぞ心強いだろう。1回、レッドソックスの1番レフスナイダーが放った当たりは、三遊間への強いゴロ。そのままレフト前まで転がると思われたところ、素早い動きで走ってきたのがアルシアだった。スライディングしながら逆シングルで難しいバウンドのゴロを収めると、その場でクルッと回って送球体勢を作り、強肩を活かしてノーステップスロー。1つのミスもない動きでレフスナイダーを悠々アウトにした。
我ながらいいプレーができた実感があったのか、アルシアもにっこり。いきなりピンチを迎えるところを救ってもらった先発・リーも、マウンド上で何度も拍手していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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