【MLB】ブレーブス2-5レッドソックス(5月10日・日本時間11日/アトランタ)
レッドソックス吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場した試合で、エンゼルス大谷翔平投手を彷彿とさせるようなスイーパー使いが登板した。ブレーブスの2番手で登板したマキューは、ややサイド気味に投げてくる変則右腕。3回途中から登板すると、長い腕を目一杯に振り、スイーパーを曲げに曲げまくった。
大谷が使うようになってから、すっかり有名になった「スイーパー」。スライダーよりも垂直方向への落下幅が小さく、また水平方向に大きく曲がり、かつ打者に近いところから変化するもので、スライダーと区別されるようになった。ホームベースの端から端まで曲がることから、打者がのけぞったり大きく泳いでしまったりと、実に打者泣かせの球種だ。
マキューの投げたスイーパーは、データサイトによれば最大で17インチ(43.2センチ)曲がったようで、あまりの曲がり幅に本人もやや操るのが難しそうなほど。この試合で投げた全32球のうち、ちょうど半数の16球がスイーパーで、さらに精度が増せば恐ろしい投手になりそうだ。ファンからも「曲がりすぎ」「エグい」「ピンポン玉みたいに曲がるやん」という声も出ただけに、今後が楽しみだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





