【MLB】ブレーブス2-5レッドソックス(5月10日・日本時間11日/アトランタ)
速度も角度も完璧だった。レッドソックス吉田正尚外野手が「4番・DH」で先発出場した試合で6回、先頭打者だったブレーブスのアクーニャJr.が左中間スタンド上段に今季7号となるソロホームランを放った。打球速度113.9マイル(183.3キロ)、角度27度という実に理想的な数値で飛び出した打球は、飛距離470フィート(143.3メートル)。打った瞬間、という当たりに現地や中継を見ていたファンが酔いしれた。
バットとボールが当たった瞬間「行ったか?どうか?」ではない。「あ、ホームランだ!どこまで行ったかな?」だ。それほどまでにアクーニャJr.が放った一発は完璧だった。0-2とビハインドで迎えた6回、先頭のアクーニャJr.はカウント3-1と打者有利になってからの5球目、内角高めに入ってきた速いシンカーを詰まるどころか、ものの見事に打ち返した。理想的な打球の指標であるバレルの数値も1.000と満点を示す当たりに、球場のファンたちも即座に反応。大歓声が沸き起こり、着弾点はどこかを見守るだけだった。
アクーニャJr.は2019年に41本塁打を放ったこともあるパワーがありつつ、昨季までの5シーズンで107盗塁を決めた俊足の持ち主。ただ2021シーズン途中には右ひざの前十字靭帯断裂というアクシデントにも見舞われた苦労人でもある。それでも2022年のシーズン途中に戦列復帰。今季は開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にもベネズエラ代表に選ばれた。
何度でも繰り返しみたくなるような完璧なホームランにファンからは「飛びすぎw」「美しいホームラン」とほれぼれするといったコメントが多く見られていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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