「天才かよw」「これはドラマティックすぎるｗ」高宮まり、放銃牌を5枚も止める連続ブロック発動の神プレー／麻雀・Mリーグ

　どんなピンチが訪れても、小さな体で全部受け止める。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズ、5月11日の第2試合。KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり（連盟）がライバルへの放銃牌を5枚も止める“連続ブロック”、その神プレーに視聴者から驚きの声や賛辞が寄せられた。

【映像】高宮まりのスーパーブロック連発シーン

　場面は南3局2本場、TEAM雷電・瀬戸熊直樹（連盟）が3・6索待ちのリーチ。これに対し親の高宮は3索と東のシャンポン待ち、アガれるのは東の後付けだけという形で応戦、めくり合いに持ち込んだ。15巡目、アガれないほうでなおかつ瀬戸熊への放銃となる3索をキャッチ。放送席は「これは東！」と絶叫。高宮は冷静に東を切り、あわよくばタンヤオ、流局に持ち込んでの連荘を狙う。視聴者からは｢回収したｗ｣「まりあんぬナイス！」「素晴らしい」と賛辞が続々。しかし凄いのはさらにここからだ。

　高宮はさらに3索を引き込んでカン、これで瀬戸熊のハイテイが消えた。プレイヤー解説を務めていたU-NEXT Pirates・仲林圭（協会）は「ああー！カンだ！」。さらにリンシャン牌から6索を持ってきて、この牌の単騎待ちにスイッチ。仲林は「そんなところにいたー！」とまた大騒ぎ。高宮は結果的に瀬戸熊のアガリ牌を5枚もブロックして、見事にテンパイ流局へ持ち込んだ。

　何枚来ても徹底ブロック。このプレーに視聴者は「天才かよw」「これはドラマティックすぎるｗ」「こんなおもろい事あるか」「そんなことあるw」「回避がすごい」と大興奮。瀬戸熊にとっては不運だが、高宮はアガリの次に価値のあるテンパイ料を手に入れた。

※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ　2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）