【MLB】レッズ5-0メッツ(5月11日・日本時間5月12日/シンシナティ)
メッツの千賀滉大投手が今季2敗目を喫した試合で、相手投手の一塁への牽制球のやり方に「なんでそうなるの?」とばかりに慌てて頭から戻ったランナーが苦笑い。視聴者からも「クセが強い」「見方がすごい」「あの見方はない」など驚きの声が殺到した。
5点を追うメッツの6回表の攻撃、2死で一塁に四球を選んだベイティーを置いて打席には7番・ボーゲルバックが入る。
ランナーを釘付けにしたいレッズ3番手・シムズは、1ストライクを取った直後にクイックで牽制球を一塁へ。カウント1-1となったところで、シムズはランナーがいる一塁ではなく、今度は二塁を見た後に一塁へ2度目の牽制球を投げた。
慌てて頭から戻ったベイティーはレッズ・一塁手のステアと言葉を交わすと何とも言えない表情で苦笑いを浮かべたが、一連のシーンに放送席からは「面白いですよね。ランナーが一塁なのに、ピッチャーが後ろを向くというね。もしかしたらセカンドが二塁ベース付近にポジションをとっていて、そこで何かサインを出しているのか…(右投手なので)普通は左の肩越しに一塁を見るのですが」と話すと「セットポジションを見る限り、左の肩越しに見ることはできると思う。それほどクロスに入ってませんから。となれば、何かチームのサインプレーなのか」などと付け加えた。
結果、ボーゲルバックはファウルで粘るものの、8球目のスライダーにバットが空を切りこの回無得点。珍しい牽制球の場面に対しては、視聴者から「クセが強い」「見方がすごい」「あの見方はない」など驚きの声が多数聞かれた。
なおチーム最多となる今季5勝目を目指した千賀は5者連続三振を奪う見せ場を作るなど5回95球を投げ被安打8、今季最多の5失点。7奪三振の粘投も初回の4失点が響いて今季2敗目(4勝)を喫した。チームも連勝ならず、借金2となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)






