【MLB】ツインズ2-6カブス(5月12日・日本時間13日/ミネアポリス)
カブスの鈴木誠也外野手が「5番・ライト」で先発出場。8回の第4打席でライト線へのツーベースを放った。これで鈴木は今季初の2試合連続長打となったが、詰まった当たりに納得が行かないようで、塁上で右手を振りながら浮かない表情を見せた。
前の試合で追撃となるタイムリーツーベースを放ちチームの逆転勝利に貢献、6試合ぶりの長打と5試合ぶりの打点を記録している鈴木。この試合もここまで4勝0敗、MLBトップの防御率を誇るツインズ先発グレイから4回の第2打席で1点差に迫る犠牲フライを放ち2試合連続打点を記録すると、8回の第4打席でライト線へポトリと落ちるツーベース。鈴木の2試合連続長打は今季初めてとなった。
ホームランはこの試合含め25試合出ていないとはいえ、連続打点に長打と調子は上がっている鈴木だが、会心の当たりではなかったためか塁上では渋い表情のまま。右手がしびれたような仕草も見せており、本調子まではもう一歩という雰囲気だった。とはいえABEMAのコメント欄は打球がフェアとなった瞬間に「入った!」「ギリギリのとこ!」と盛り上がりを見せ、「1本出た!」「ナイスダブル」といった応援の声も多く上がった。
第2打席の犠牲フライとなった弾丸ライナーではキャリアハイとなる打球速度を記録するなど、力強い打撃は戻りつつある。明日こそ鈴木らしい豪快な1発に期待したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





