【MLB】レッドソックス3─4カージナルス(5月13日・日本時間14日/ボストン)
カージナルスが9回表に逆転劇を見せて、このカード2連勝を飾った。その決勝点となったシーンで、ヌートバー外野手の同僚であるドノバン内野手の“奇妙な動き”が注目を集めている。
1-3とカージナルスが2点ビハインドで迎えた9回表、1死一、二塁のチャンスでゴーマン内野手がタイムリー2ベースを放ちまず1点を返した。続く代打のドノバン内野手は申告敬遠で1死満塁とチャンスは続く。
ここで打席に入った代打のバールソン外野手が放った打球はセカンドへのゴロ。セカンドからベースカバーに入ったヘルナンデス内野手に難なくボールは渡り、4-6-3のゲッツーで試合終了かと思われた。
しかしタッチを避けるために一、二塁間でストップしていた一塁走者のドノバン内野手が、少しジタバタ(?)してからヘルナンデス内野手の送球コースを横切るような形でしゃがみ込む。ヘルナンデス選手はその動きに気を取られたのか悪送球となり、二塁走者も生還して一気に逆転となった。
ABEMAの視聴者からは、「どこに投げてんだよw」「焦ったな」「うわあああ」「まじか」「源田なら」などと守備のミスを嘆くコメントが多く書き込まれた。また、悪送球となったヘルナンデス選手は顔面蒼白だったこともあり、「人形みたいな顔になっちゃった」とのコメントもあった。
リプレイ映像で見ると、一塁走者のドノバンが取った動きは明らかな守備妨害というものではなかった。一塁走者が併殺の可能性を少しでも下げるために塁間でストップすることも、送球を避けるためにしゃがむのもふつうのこと。しかしその動きが結果としてヘルナンデス選手の焦りを生んだのかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





