将棋の第81期名人戦七番勝負第3局が5月13・14日の両日、大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」で指され、渡辺明名人(39)が藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)に87手で勝利した。この結果、渡辺名人は待望のシリーズ初白星を飾り、4連覇に向けて反撃を開始した。本七番勝負は、渡辺名人に若き六冠保持者の藤井竜王が挑戦するビッグマッチ。次戦で渡辺名人が連勝を飾って追いつくか、藤井竜王がタイトル奪取に王手をかけるか。注目の第4局は5月21・22日に福岡県飯塚市の「麻生大浦荘」で指される。