Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズ5月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。5年目で悲願の初優勝を目指す渋谷ABEMASが、頭一つ抜ける首位になっているが、2位以下のチームもまだ逆転可能な範囲にいる。待つのは独走か、それとも波乱か。
【中継】朝日新聞 Mリーグ2022-23 ファイナルシリーズ6日目
300ポイント近いプラスを抱え、1試合ごとに初Vへと近づいている渋谷ABEMAS。前日もエース多井隆晴(RMU)がトップを取り、がっちりと首位をキープした。2位との差は124.0ポイント。まだ1回のトップラスでもぎりぎりひっくり返るだけに、あと少しだけでも差を広げて最終盤を迎えたい。ポストシーズン絶好調・白鳥翔(連盟)は大きな期待を背に卓につく。
初ファイナル・初優勝を狙うTEAM雷電は前日、トップ・3着で2位を確保。逆転Vに望みをつないでいる。上位3チームでの優勝争いが色濃くなってきただけに、トップ狙いはもちろんながら、常に渋谷ABEMASとの着順を気にしながら戦いたい。萩原聖人(連盟)は、大きな舞台になればなるほど華やかに打つ。
KONAMI麻雀格闘倶楽部も、まだ食らいついている。2位・TEAM雷電との差はほとんどなく、また4位EX風林火山とは差が開いているだけに、リスクを感じず思い切り腕を振ればいい状況が整った。滝沢和典(連盟)は、普段以上にアグレッシブに前に出ることも予想される。
EX風林火山はかなり追い詰められた。3位まで313.6ポイント差あり、残り6戦で最低でも4回トップは取りたいところ。ただレギュラーシーズン、セミファイナルシリーズと異なり、全てが直接対決のファイナルはドラマがいくつも起きている。松ヶ瀬隆弥(RMU)は、劇的な逆転Vへの口火を切れるか。
【5月16日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人7位 +212.2
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人25位 ▲135.4
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人18位 ▲84.7
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人29位 ▲305.8
【5月15日終了時点での成績】※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
1位 渋谷ABEMAS +290.5(10/16)
2位 TEAM雷電 +166.5(10/16)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +154.2(10/16)
4位 EX風林火山 ▲159.4(10/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





