【MLB】オリオールズ7-3エンゼルス(5月16日・日本時間17日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。投げては二刀流先発で5勝目を挙げ、打っては勝ち越し3ランを含む5打数4安打3打点とあと少しでサイクル安打という活躍を見せた前日とはうって変わり、4打数ノーヒットと快音は聞かれなかった。この試合の中継で、前日にスタンドで大谷のホームランボールを拾ったもののグラウンドに投げ返して話題になった相手チームファンの観客の様子が映像で紹介された。
敵地で行われた前日の試合で大谷が放った決勝3ランは、ライトスタンド奥のボードを直撃した後、跳ね返って観客席に落ちてきている。それを拾ったのはオリオールズファンの男性。男性はこれを周囲のオリオールズファンたちに「投げ返せ」と言われ、勢いでグラウンドに投げ入れたが、その後「すぐに後悔した」と悔やんだという談話が複数のメディアで報じられていた。
SPOTTV NOWで中継されたこの日の試合でそのときの映像が放送されると、男性がボールを拾ったあと、数秒持った後に周囲の圧力に流されたようにボールをグラウンドに投げ返す様子が映し出されていた。これを見た解説者は「投げ返せと(言われた)。(せっかくの大谷のホームランボールだけに)これは勇気いりますよね。僕だったらブーイング受けようが絶対ホールドしますけどね」とコメント。また、実況が「本物のファンですよね」と相手チームのファンの行動としては納得できると言うと、「忠誠心が試されるところだったんでしょうね、ボルチモアのファンとしては」と理解を示した。
とはいえ、大谷のホームランボールをキャッチする機会はそうそうあるものではない。「後悔した」というのは偽らざる本音だったに違いない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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