ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・準決勝セカンドレグの2試合が18日に各地で開催された。
 菅原由勢が所属しているAZ(オランダ)は、今大会優勝候補の一角と目されているウェストハム(イングランド)をホームに迎えた。ファーストレグを1-2で落としていたAZだったが、セカンドレグでは25分にウェストハムがビッグチャンスを作る。ペナルティエリア手前右寄りの位置で前を向いたルーカス・パケタが左足でファーサイドを狙ったシュートを放つと、この一撃が左ポストを直撃。対するAZは41分にペナルティエリア内で落としを受けた菅原が右足を振り抜くが、ここはナイフ・アゲルドにブロックされた。試合はスコアレスのまま終盤に突入したものの、後半アディショナルタイムにピッチ中央左寄りの位置でボールを奪ったパブロ・フォルナルスが自ら独走。ボックス内に侵入すると自ら右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。2戦合計スコアを3-1として、ウェストハムが決勝戦進出を決めている。菅原はフル出場を果たしたが、AZのECLでの挑戦はベスト4で幕を下ろすこととなった。