18日に行われたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・準決勝セカンドレグのAZ対ウェストハムの試合後に、AZのサポーター集団が暴徒化し、ウェストハムのサポーターが陣取るエリアを襲撃した。同日、オランダメディア『NOS』やイギリス紙『デイリー・メール』などが報じている。
 事件が起きたのは、AZが本拠地『AFASスタジアム』での準決勝セカンドレグを0-1で落とし、2戦合計スコア1-3でECLからの敗退が決定した直後。AZの一部サポーター集団が、決勝進出を喜ぶウェストハムのサポーターや選手の家族および友人らが陣取るエリアを襲撃した。複数のメディアによると、これに対して、FWマイケル・アントニオやMFルーカス・パケタらがいち早く仲裁に入り、沈静化を図ったとのこと。また、AZの選手やスタッフも事態の悪化を防ぐために尽力。幸いにもこの騒動による負傷者はおらず、10分弱でスタジアムには平穏が戻ったようだ。