【ブンデスリーガ】フライブルク 2-0 ヴォルフスブルク(日本時間5月20日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
感動のゴールがまさかの取り消しとなった。今季限りでユニフォームを脱ぐペーターゼンが、直前にゴールに続いてゴールネットを揺らした。しかし、その前にヘフラーがヴォルフスブルクMFの足を踏んでいたためVARチェックが入り、ノーゴールの判定に。これには「空気を読め!」と、スタジアムは大ブーイングだった。
【映像】感動のゴールがまさかの取り消し!
フライブルクはペーターゼンの今季初ゴールでリードを2点に広げて80分を迎えた。すると、またしてもサライ→ペーターゼンのホットラインが繋がり、今度は足ではなく、頭でゴール。今季限りで引退を発表しているレジェンドの立て続けのゴールにスタジアムは歓喜に沸いた。
この感動のゴールに2011年よりフライブルクの監督を務めるシュトライヒの目には涙が浮かんでいた。2015-2016シーズンに2部へと降格したフライブルクだったが、ペーターゼンがリーグ2位の21ゴールを奪い、1年でブンデスリーガに復帰。2017-2018シーズンにペーターゼンは途中出場から9ゴールを奪うなど、史上最強のジョーカーとしてシュトライヒ監督から絶大な信頼を受けていた。今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場のような快挙だけでなく、2部降格などの苦節を共にしてきた愛弟子のホーム最終戦での活躍に、指揮官の目頭は熱くなっていた。
堂安律ら同僚も頭を抱えるアメイジングな一撃だったが、VARチェックが介入したことで、スタジアムは不穏な空気に。ゴールのかなり前のプレーでフライブルクMFヘフラーが相手選手の足を踏んでいたとしてファウルの判定となった。これによりゴールは取り消しとなり、スタジアムからは大ブーイングが発生した。
不満を抱えていたのは現地のサポーターだけではない。ABEMA視聴者からも「空気読め!」「温情見せたれ」「踏んでないし」「こんなとこ介入してくんの?」「引退試合でこれは…」「ノーゴールかい」と残念がるコメントが相次いだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)