【MLB】パドレス2-4レッドソックス(5月20日・日本時間21日/サンディエゴ)
レッドソックス・吉田正尚外野手が「2番・DH」で先発出場すると、4回表にゲッツー崩れで一塁ランナーに残ると、直後には今季3盗塁目を決めた。
この回のレッドソックスは、先頭打者のフェルナンデス内野手がツーベースヒットを放ってチャンスを作ると、9番打者のウォン捕手が内野安打で出塁し、1死一、三塁のチャンスに。この場面で1番打者のバートゥーゴ外野手がレフトへタイムリーヒットを放ち1点を追加し、なおもランナーは一、二塁という場面で2番打者の吉田に打席が回ってきた。
ここまでライトへのフェンス直撃となるツーベースヒット、三振降り逃げと2打席連続で出塁していただけにさらなる追加点が期待された吉田だったが、この打席はパドレス先発のマスグローブ投手が7球目に投じた142キロのカットボールを引っかけてしまい、セカンドゴロに。一塁走者のバートゥーゴはアウトになったが打者走者の吉田は一塁でセーフとなり、状況は2死一、三塁に変化し、打席には3番打者のトリストン・カサズが入った。
カサズへの第1球を投じる前にマスグローブはこの日初めて一塁へ牽制球を投げるなど、吉田を警戒している様子だったが、それでも吉田はマスルグローブが投球すると同時にスタートして盗塁成功。完璧にマスグローブの投球モーションを盗んでいたようで、パドレスのオースティン・ノラ捕手が二塁に送球すらできなかったという完璧な盗塁で今季3盗塁目を決めた。
オリックス時代を含め、自己最多盗塁は8個(2020年)というほど、あまり盗塁をしない吉田の珍しい激走ぶりに視聴者からは「吉田が走ったwww」「足速いやん」「やるやん、ズボンあげとこ」と吉田の俊足ぶりに驚く声や「小走りが可愛いw」と吉田の走り方に注目するもの、さらには「トリプルスリーいけるぞ!」という気の早いコメントが見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





