将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負が5月21日、福岡県飯塚市の「麻生大浦荘」で第4局の対局が行われている。AEBMAの中継には、解説の聞き手として内山あや女流初段(18)が初出演。自身が中学生時代に、藤井竜王と初対面した指導対局での思い出を語った。
【映像】藤井聡太竜王との初対面のエピソードを語る内山女流初段
内山女流初段は、2020年12月に女流2級でプロ入り。着実に実力を伸ばし、初の女流名人戦リーグ入りを果たすなど夢の階段を駆け上がっている。この日、内山女流初段はABEMAの中継で“聞き手デビュー”。初出演とあり、伊藤真吾六段(41)など解説陣からは将棋を始めたきっかけや好きな戦型などを問いかけられる場面も。スーツ姿で初々しくも堂々と応対し、しっかりと任務をこなす姿を見せていた。
両対局者との接点を問われると、「藤井先生との初対面は、私が中学生の時に受けた指導対局でした」。内山女流初段は、中学3年生だった2019年に名古屋城本丸御殿で行われた「名古屋城こども王位戦」に参加。学年別の大会で優勝を飾り、藤井七段(当時)との指導対局に参加する権利を得たという。「9面指しで教わりました。飛車落ちか角落ちか忘れてしまったのですが、緩めていただいて」。当時関東研修会のB2に在籍しており、実力は折り紙付き。指導対局で藤井七段から勝利を飾った思い出を振り返っていた。
この貴重なエピソードに、ファンも注目。「うらやましい!」「ほーいいね」「そんなに年齢違わないのに指導対局w」「いいねえ」とコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)