横綱・照ノ富士が幕内ただ一人“無傷の勝ち越し”　元若乃花の優勝予想「今の1敗力士が最後まで勝って横綱を苦しめられるかどうか」

＜大相撲五月場所＞◇中日◇21日◇東京・両国国技館
　横綱・照ノ富士（伊勢ヶ濱）が、前頭五枚目・琴勝峰（佐渡ヶ嶽）を押し出しで下し、幕内でただ一人、勝ち越しを決めた。
【映像】あぁ腕が…照ノ富士の強烈な極め出し
　4場所連続で休場していた一人横綱の照ノ富士は、ここまで危なげない相撲で連勝街道を突き進んでいる。この日の琴勝峰にも何もさせず、押し出しで白星。琴勝峰は7敗目を喫した。
　同じく無敗だった、前頭十四枚目・朝乃山（高砂）が、前頭十一枚目・北青鵬（宮城野）に下手投げで、前頭六枚目・明生（立浪）が、前頭九枚目・平戸海（境川）に寄り倒しで敗れたため、これで全勝は照ノ富士のみに。2敗で追うのは、大関・貴景勝（常盤山）、関脇・若元春（荒汐）、関脇・大栄翔（追手風）、関脇・霧馬山（陸奥）、関脇・豊昇龍（立浪）となった。