【MLB】エンゼルス4-2ツインズ(5月21日・日本時間22日/アナハイム)
「3番・投手」で今季10度目の二刀流出場を果たした大谷翔平投手が、6回99球を投げ被安打2、失点1、奪三振9の快投を見せ、勝利投手にこそならなかったがチームの勝利に大きく貢献した。打者としては3打数1安打。
中5日での先発となった大谷は初回から今季話題を呼んでいるスイーパーではなくシンカーやスプリットを中心にツインズ打線を翻弄。3回に2死から先制点を奪われるも、それ以外は要所で三振を奪う投球を見せて6回を被安打2、1失点、9奪三振にまとめた。
相手先発のロペスも好投を見せ、同点の場面でマウンドを降りたため大谷に勝ち星はつかなかったが、この好投に奮起したのかエンゼルス打線は7回に爆発。先頭のサイスが四球で出ると、続くネトがツーベースを放って無死二、三塁。ここで、1番・モニアックが右中間へ勝ち越しのタイムリーツーベースを放った。
エンゼルスは8回表にツインズの3番キリロフにホームランを打たれて1点差に迫られるも、その裏にはサイスがタイムリーツーベースを放ち、得点差を再び2に広げ、最後はクローザーのエステベスが試合を締めた。
これまで、大谷が好投してもリリーフ陣が打たれて敗戦するケースも多かっただけに、SNS上では「なおエ展開かと思ったら勝ち越した!」「完全になおエかと思ったけど勝った!」とエンゼルスの試合展開を称賛する声が相次いだ。
なお、打者・大谷はこの試合初回に詰まりながらもセンター前にヒットを放ち、同点の5回には勝ち越しのチャンスで打席が回るも申告敬遠され、スタジアムが大ブーイングに包まれるシーンもあった。
勝利したエンゼルスはこれで25勝23敗の貯金2。レンジャーズ、アストロズに続きア・リーグ西地区3位につけている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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