【MLB】エンゼルス4-2ツインズ(5月21日・日本時間22日/アナハイム)
「3番・DH」で今季10度目の二刀流出場となったエンゼルスの大谷翔平投手。この試合も投打で活躍を見せたが、チャンスの場面で申告敬遠され、スタジアムが大ブーイングに包まれる一幕があった。
この日の打者・大谷は1回裏の第1打席で初対戦のロペスの初球=内角フォーシームを詰まりながらセンター前へ運んだ。トラウトのヒットを受けた直後のヒットでチャンスメイクをするも、後続が倒れ得点には結びつかず。3回裏の第2打席はトラウトが振り逃げをして2死一塁で回ってきたがファーストゴロでこの回終了。
5回裏の第3打席は、四球で出塁した9番ネトが2番トラウトの打席中に盗塁に成功。トラウトがレフトライナーに倒れ2死二塁で回ってきたが、ここでツインズは迷わずに申告敬遠。大谷にとって今季2度目の申告敬遠であり、スタジアムのファンからは大きなブーイングが起こった。SNSでも「申告敬遠されるピッチャー」「2ケタホームランの4番バッターの前に申告敬遠。しかも先発投手」などと大谷の凄さをあらためて実感する声が挙がった。
1-1と同点の場面だけに致し方なしとも思われたが、続く4番レンフローが空振り三振で得点にはつながらず。ツインズの作戦は成功した。
今季の大谷の打撃成績(21日まで)は175打数50安打、11本塁打、32打点、打率.286だが、二刀流の試合では36打数16安打1本塁打6打点.444と好成績を残しており、この1週間でも3本のホームランを量産している。それだけに申告敬遠は当然だったかもしれない。なお投手としては6回2安打1失点と好投したが今季6勝目はならなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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