「もう…動けない…」小兵力士が252キロ超巨漢に死力を尽くした3分間の大激闘 取組後の「お疲れさん」な仕草に館内ほっこり大歓声 大相撲 2023/05/23 07:00 拡大する <大相撲五月場所>◇九日目◇22日◇東京・両国国技館 小兵の幕下四十五枚目・大日堂(陸奥)と巨漢の幕下四十七枚目・出羽ノ城(出羽海)が3分間にわたる大熱戦を繰り広げた。取組直後、敗れた出羽ノ城が疲労困憊の大日堂を気遣うという、ほっこりするような場面もあった。【映像】3分の激闘に両力士とも疲労困憊 身長178センチ・体重124.2キロと小柄な大日堂がこの日対戦したのは、身長190.5センチ・体重252キロの巨体の持ち主・出羽ノ城。立ち合いのど輪で攻めた大日堂は、押したり投げたりと果敢に技を仕掛けるが、倍以上の体重がある出羽ノ城は微動だにせず、組み止められるとこう着状態に。途中、一旦離れてにらみ合い、そこから大日堂が左の張り手をお見舞いして組みにいくと、館内からは拍手と笑い声が巻き起こった。 続きを読む