イタリアサッカー連盟(FIGC)は22日、ユヴェントスに対し勝ち点「10」の剥奪処分を課したことを発表した。
コロナ禍における経費削減を目的とした虚偽会計や不正なキャピタルゲインなどの疑いでトリノ検察から調査を受けていたユヴェントスでは、会長を務めていたアンドレア・アニェッリ氏や副会長のパヴェル・ネドヴェド氏らクラブ役員が2022年11月に総辞職。その後、今年1月にイタリアの連邦控訴裁判所(CFA)はユヴェントスから勝ち点「15」を剥奪することを決定し、不正が行われた当時同クラブで強化部門の責任者を務めていたファビオ・パラティチ氏に2年半、アニェッリ氏らに2年、ネドヴェド氏らに8カ月の活動禁止処分を言い渡した。