かつてバイエルンで活躍した元ドイツ代表MFローター・マテウス氏が、今シーズン“無冠”の危機に瀕している古巣について言及した。22日、ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。
 就任2年目を迎えたユリアン・ナーゲルスマン前監督のもと、“3冠”達成を目標に今シーズンに臨んだバイエルン。チャンピオンズリーグ(CL)では全勝でベスト8進出を果たし、11連覇を目指すブンデスリーガでも中盤戦以降首位を走っていたものの、去る3月にナーゲルスマン前監督を電撃解任。トーマス・トゥヘル監督のもとでの再出発を決断した。しかし、その後CLとDFBポカールで敗退の憂き目に遭い“3冠”の可能性が消滅すると、ブンデスリーガでも最終節を前に首位の座から陥落。ここに来て“無冠”の可能性が現実味を帯びている。