【MLB】エンゼルス2-1レッドソックス(5月22日・日本時間23日/アナハイム)
吉田正尚の同僚で「4番・三塁」で出場したレッドソックスの主砲ラファエル・デバース内野手の予想外なプレーにファン騒然。解説を務めたAKI猪瀬氏も驚かされた。
まさかのプレーが見られたのは7回表のレッドソックスの攻撃。ここまで両先発が好投したこともあり、スコアは1-1、両軍合わせても7安打という投手戦で終盤を迎えたこともあってか、この回の先頭打者だったデバースはエンゼルスのクリス・デベンスキーが投じた3球目に投じた133キロのチェンジアップに対し、バットを横にしてなんとセーフティバントを敢行した。
デバースがバントした打球は高いバウンドになったが、球足がやや強めだった上にピッチャーの正面に転がっていった。そのためデベンスキーも投球後、すぐに捕球して一塁へ送球してアウト。記録はピッチャーゴロに終わった。
結果はともかく、なんとしてでも塁に出たいというデバースの思いが伝わる打席ではあったが、デバースと言えば2021年にシルバースラッガー賞を受賞し、昨季までの6年間で通算138本塁打をかっ飛ばしているスラッガー。レッドソックスとも今年1月に10年3億ドル以上という高額契約を交わしたばかりの看板選手で、この試合でも4番打者として出場していた。
そんなスラッガーの意表を突くセーフティバントの敢行に対してABEMA解説を務めたAKI猪瀬氏も「アイデアではいいけれど、デバースに求めているのはこれじゃない」とコメント。視聴者からも「もったいない」「デバースどうしたw」「足遅いだろ」とデバースのまさかのプレーに困惑気味のコメントが目立った。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





