21日に行われた『ラ・リーガ第35節 バレンシアvsレアル・マドリード』の一戦で、レアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別的なジェスチャーが確認された。そして、この一件が火種となり、2シーズン前に人種差別を巡って対立したバレンシアに所属するDFムクタル・ディアカビと、カディスに所属するDFフアン・カラが公式Twitter上で口論を繰り広げた。
 事の発端となったのは、21日に行われた『ラ・リーガ第35節 バレンシアvsレアル・マドリード』の一戦。試合前から一部のバレンシアサポーターによるヴィニシウスへの人種差別的なジェスチャーが横行しており、とりわけ、70分過ぎには試合が約10分程度止まる事態に。この騒動を巡っては、ブラジルのルラ大統領らも言及するなど、スペインサッカー界を飛び越えた問題へと発展している。