【MLB】エンゼルス4－0レッドソックス（5月23日・日本時間24日／アナハイム）
エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」で出場したレッドソックス戦で、直前を打つマイク・トラウト外野手が貫禄の一発を放った。
試合は8回表レッドソックスの攻撃終了時点で、2-0と均衡した投手戦の展開。両チーム、エラーもゼロと引き締まった内容で進んでいった。
続く8回裏、エンゼルスの攻撃。代打として登場した先頭打者のウォードがツーベースヒットを放ち、無死二塁で打席にトラウトが立った。
ここまで3打数無安打というなかで迎えた第4打席。カウント1-2からの4球目、ジョエリー・ロドリゲス投手が投じた、ボール球かというアウトコースのチェンジアップをとらえると、打球はぐんぐんライト方向へ伸び、スタンドイン。
打球速度106.6マイル（約172キロ）、飛距離は393フィート（約120メートル）、打球の角度は33度という数値が示すように、芯で捉えられた痛烈な打球がライトスタンドに突き刺さった。
この2ランホームランでスコアは4-0。大谷がネクストバッターズサークルで控える目の前で放ったトラウトらしい貫禄たっぷりの一撃が試合を決定づけ、エンゼルスはそのまま勝利を飾った。
5月18日（日本時間19日）以来となる“トラウタニ”アベック弾の再現にも期待が増すが、大谷も左中間へのホームランを度々見せていることから、トラウトの逆方向への一発は、ある意味お手本となったかもしれない。
視聴者からも「やっぱり兄貴だわ」、「トラウタニこい」、「これぞトラウト」といったコメントがあがっていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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