ショーヘイには負けてられんのだよ！トラウト、大谷翔平とすぐに並ぶ豪快12号「同日に打つとか仲良しさん」ベンチで会心の“ドヤ兜”

【MLB】エンゼルス7－3レッドソックス（5月24日・日本時間25日／アナハイム）

　ショーヘイばかりに活躍させるわけにはいかない！エンゼルスの主砲・トラウト外野手が、4回2死一塁からの第3打席に、左中間越えに今季12号となる2ランを放った。前のイニングには大谷翔平投手が左中間へ、一足先に12号ソロを放っていたが、すぐに追いつく「トラウタニ」12号揃い踏み。ベンチに戻ると、兜をかぶせられ会心のドヤ顔を見せた。

【映像】トラウト、会心の12号に兜姿で会心のドヤ顔

　カーンというよりもゴツン。そんな野太い音が聞こえてきそうなホームランだった。第1打席、第2打席と2打席連続三振に倒れていたトラウトだが、3回に大谷が左中間へ豪快なソロアーチを放っていたのを見てか、完全に着火した。試合前にはフリー打撃も行い状態を高めようとすると、第3打席では3球連続ストレートでカウント2-1となった後、4球目に来たカットボールは、お得意の真ん中低めに。すくい上げるのではなく、バットを強くぶつけるようなスイングで打ち返すと、打球は大谷がホームランを放り込んだ場所と同じ左中間へ。飛距離も大谷の398フィート（121.3メートル）に対し、ほぼ同じ396フィート（120.7メートル）という「仲良し弾」になった。

　颯爽とベースを1周し、ホーム付近で大谷とタッチを交わしたトラウトは、ベンチ手前で兜をかぶせられると「どうだ！」とばかりのドヤ顔で仲間たちとタッチの連続。エンゼルスが誇る「トラウタニ」という打線の2枚看板の共演に、地元ファンもこの日一番の盛り上がりを見せ、日本のファンからも「すぐ大谷に追いついてくるアニキ」「同日に打つとか仲良しさん」と驚きと祝福の声が殺到していた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）