【MLB】エンゼルス7-3レッドソックス(5月24日・日本時間25日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)のレッドソックス戦に「3番・DH」で出場。左中間へホームランを放ったあとの“慎重な”ホームインが注目を集めている。
4-0とエンゼルスが4点リードで迎えた3回、大谷は第2打席の2球目、高めに浮いた135キロのカットボールを捉え、左中間のフェンスを越える12号ソロホームランを放った。
軽快にダイヤモンドを一周し、三塁コーチャーとハイタッチしてそのままホームイン…と思いきや、バッターボックス付近で“トトン”と足の運びを整えながらかなり減速。最後は左足で「パン」とベースをしっかり踏み、超慎重にホームインする様子が見てとれた。
ホームラン後のホームインといえば、ちょうど23日(日本時間24日)に、カブスの鈴木誠也外野手が、自身第6号となるアーチを放ったあと、軽快な足取りのまま本塁を踏もうとして「ツルッと」滑ってしまったシーンが話題になったばかり。
大谷がそのことを知ってか知らずかわからないが、同じホームインでも比較すると、大谷の慎重さと鈴木の大胆さはかなり対照的に映る。では、これまではどうだったのだろうか?
実は5月20日(日本時間21日)に放った第11号、18日(同19日)の第10号に遡っても大谷はかなりの“慎重派”。第12号を放ちホームインする様子とほぼ同じだった。
もっとも慎重にホームインするのは、「ずっこけ」の防止というより、ベース踏み忘れによるボーンヘッドを防ぐ意味合いが強いだろうが、ホームインひとつとって見ても一流プレイヤーの個性が出ていて面白い。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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