MLBのトロント・ブルージェイズやニューヨーク・メッツでのプレーを経て、昨年のドラフト会議で3位指名され、鳴り物入りで日本ハムに加入した加藤豪将。そんな加藤は5月25日の福岡ソフトバンク戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)で先発出場を果たすと、初打席初安打に加え、初得点も記録するという、堂々たる“NPBデビュー”となったが、そんな加藤の今後について、野球解説者の里崎智也氏が占う形で言及した。
【映像】 “MLB逆輸入ルーキー” 日ハム加藤豪将、NPB初打席初ヒット!
5月26日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で、ソフトバンク先発のガンケルから、初打席でいきなりセンター前ヒットを放った加藤の打撃をVTRで確認した里崎氏は、「インコース弱そうだと思いましたけども、詰まりながらもコンパクトに打てる。腕の畳みとか、コンパクトな感じでいいなと思った。」と、事前のチェックではインコースがウイークポイントであると感じていたものの、実際には上手く捌いているという点を称賛。そうした上で里崎氏は、「そうなると、アウトコースの出し入れとかに、どう対応していくのかっていうところが楽しみでもあります。」と、インコースが上手く捌けている分、逆にアウトコースへの対応が鍵であると指摘した。
なお、そんな加藤は、デビュー2戦目となった5月26日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天モバイルパーク宮城)で、6番・セカンドで先発出場。初回に迎えたこの日の第1打席、2死一、三塁の好機に、楽天先発・藤平尚真がカウント1-1から投じたほぼど真ん中、146km/hのストレートをセンター前へと弾き返し、NPB初打点を挙げる活躍を見せることに。
こうした加藤の活躍に、ネット上の野球ファンからは「さすがメジャーでヒットを打った漢」「詰まりながらセンター前に落とす芸術的ヒット」「最短距離で早くバットを出す事にこだわり抜いて作られたフォームなのかなと思うと結構好き」「苦労人だから より応援したくなります。」「内角の厳しめの球を引っ張って打ってて NPB初ヒットでも喜んでないから意識が高そうでより期待大。」「過酷な環境でもメジャー昇格目指してやってきたハングリー精神はNPBでも絶対生きるはず!頑張れ!」「この選手が後々のNPB界における伝説の始まりになる」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)