【MLB】エンゼルス-マーリンズ(5月27日・日本時間28日/アナハイム)
絵に描いたような、エグい曲がり方だ。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場したこの試合。決め球のスイーパーで相手打者を三振に取った際、その曲がり方に解説者が驚き「これが真のスイーパー」と絶賛した。
大谷は今季11試合目の先発登板。3回表、1-1の同点の場面。先頭打者のデービスをショートフライに打ち取り、迎えた2番・ソレアに対してカウント1-2から投じた4球目、「あいっ!」と掛け声で気合注入した投球は伝家の宝刀“スイーパー”。やや横振り、高速で動くこの変化球にソレアのバットは空を切った。
気持ち良いほど曲がる変化球で三振。この投球にABEMAでゲスト解説を務めている真中満氏は「これが真のスイーパーだと思うんですよね。最近はスイーパーの使い方難しくなっていますからね」と絶賛した。またABEMAの視聴者も「よし!」「声出てるな」「今のヤバ」「シンカー系えぐ」「ぐにゃっと曲がる」と興奮交じりのコメントを多数寄せていた。
大きな横変化を見せるこの変化球は、以前は“スラーブ”と呼ばれていた球種。大谷は3月21日、WBC決勝の米国戦で3-2の9回にクローザーとして登板、最後はトラウトをこのスイーパーで空振り三振に抑えて胴上げ投手となった。エグいほど曲がるこの魔球が、今シーズンも大谷の勝ち星の供給源となりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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