5月21日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で、昨季までオリックスでプレーした吉田正尚のチャンステーマが、“大爆音”で演奏されるひとコマがあり、話題となっている。
【映像】 “吉田正尚のチャンステーマ”が爆音でドームに鳴り響く瞬間!
実はこの日、スタンドでの応援に加勢していたのは、甲子園での応援で有名な大坂桐蔭高校の吹奏楽部。これは『大阪代表 バファローズ高校』と銘打ち、高校野球風の応援をするという試みによるもの。そのため、通常とはかなり雰囲気が異なる応援となっていたが、その中でもとりわけ注目を集めることとなったのが、WBCでも流れた吉田のチャンステーマ“大爆音”で演奏されたシーン。たとえば4-0、オリックス4点のリードの3回裏、2死一塁の場面では、吉田正尚のチャンステーマが迫力満点で演奏されるなかで、6番・西野がタイムリーヒット。スタンドから“大爆音”の演奏を行う大阪桐蔭高校の“先輩”にあたる三塁走者・森が生還し、貴重な追加点を得る形となった。
5月26日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、この“大爆音演奏”の模様が紹介されることとなったが、スタジオでVTRを見た野球解説者の里崎智也氏は、「しかもドームだからね。篭りますもんね。音が抜けていかないっていうところと、たぶん一番最上階のところで陣取ってたと思うんですよ。そこから真下に向かって(音を出す)。あと、上は天井に音が当たってる。いい感じにいったんじゃないですか。」と、京セラドーム大阪の構造や、演奏時の位置なども関係する形で、こうした“大爆音”での演奏になったのではないかとの見方を示した。
なお、「境地が聴けて鳥肌立ちました!」「大阪桐蔭が来ることで打線も良くなるし最高の応援歌が聞けるということで毎日来てくれ」「やっぱりこの応援歌かっこいいし、それを背に受けてタイムリー打つの最高の場面だよね」「この応援は本当にすごい。この迫力。点とられるこわい」「これは熱いわ。この応援はマジで熱い」「かつていた最強打者がチームのピンチに帰ってきた感あって鳥肌たつからたまに流してほしい」「現地やったけど何がすごいって、いきなり『境地』が流れて、何も言われてないのに「とっんっぐっう!」とか「まっさっひっろ!」って合わせられるオリファンが凄い」「大阪桐蔭吹奏楽部コラボと聞いて現地参戦したけどまさか境地が聴けるとは思わなかった 今日この日を一生忘れない、大阪桐蔭、ありがとうございました」といった称賛の声を中心に、様々な反響が続々と寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)