【MLB】エンゼルス0─2マーリンズ(5月28日・日本時間29日/アナハイム)
横浜DeNAベイスターズでも活躍したマーリンズのグリエル内野手が一人だけ異世界へと迷い込んでしまったようだ。申告敬遠に気づかずにバッターボックスに立ち続けると、次の打者が突然現れ驚きの表情を見せた。
エンゼルス対マーリンズの3戦目。2連敗中のエンゼルスに対し、マーリンズは3回表、8番フォーテスが先制のソロアーチ。先発の剛腕投手ペレスもエンゼルスを2安打に抑えるなど、試合はマーリンズのペースで進んでいった。
1対0とマーリンズが1点リードで迎えた6回表。3番アラエスがセンター前へ、4番クーパーがレフト前へ連続ヒットを放ち無死一、二塁。続く5番デラクルスはショートゴロで6-4-3のダブルプレーに倒れ、2死三塁で6番グリエルが登場した。
打席に入ったベテランのグリエルに対しエンゼルスは申告敬遠。直後、7番セグラが打席に向かった。申告敬遠に気付くのが遅れたグリエルは、セグラが打席に入ってきた瞬間、「なんで?」と互いに顔を見合わせた。すぐさま一塁に歩いたが、映像には「バッターボックスに2人」の珍場面。目にしたことがないシーンに視聴者も「何これ、観たことない」「グリエルも驚いてたなw」とのコメントを書いていた。
キューバで13年間プレーしたグリエルは二度のホームラン王に輝き、2013年にWBCのキューバ代表に選出。翌2014年6月にDeNAへ入団した。交流戦の対楽天戦で3安打を記録、日本デビュー戦でいきなり猛打賞を放った。5日後のオリックス戦では日本初ホームランも放ち、62試合で11本塁打、打率.305と強打者ぶりをみせつけた。
翌年も日本でプレー予定だったが、キューバに帰国していたグリエルと連絡がつかず、結局は1年で退団。16年よりアストロズに入団、7年間で94本塁打、打率.284と好成績を残し、21年には首位打者に輝いた。今季よりマーリンズと契約、ここまで31試合に出場、35安打を放ち打率も3割を超えていた。
ヒットメーカーでもあるため、エンゼルスが敬遠したのも当然の流れだったが、それにしても、打席に二人が立つシーンなど、初めて目にした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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