国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2023」のファイナル進出を目指す「Mリーグスペシャルマッチ」が5月28日に行われ、赤坂ドリブンズ所属の園田賢(最高位戦)が優勝、待望のファイナル行きを決めた。
2022-23シーズンを戦ったMリーグから8選手が集まり予選A、B卓に分かれて行われたスペシャルマッチ。園田はEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)にU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)という歴代女性MVP2人という顔触れの予選A卓を勝ち上がった。
決勝卓では、攻撃的な麻雀が特徴的なKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)が先行する展開の中、園田は親番の東4局に高宮からリーチ・平和・裏ドラの5800点を直撃。続けて1本場ではリーチ・ツモ・平和の3900点(+300点、供託1000点)と加点に成功した。それでも直後の2本場には瑞原に跳満をツモられ親被り。混戦模様で南場を迎えた。
なんとかトップ目を維持した園田は最終盤、高宮の猛追にあうものの最後は振り切り優勝、ファイナル行きを決めた。試合後のインタビューは、Mリーグの勝利者インタビュー同様のロングトーク。約5分にもなる園田のしゃべくりが炸裂していた。
語り始めから「ニッコニコでございますよ!最高の気分です!」と切り出すと、「世界中のみなさんがまくられたと思ったと思います。私も思いましたが、まくられないこともあるんですね」と、オーラスで追い詰められたシーンをノリノリで振り返った。現行システムでの初ファイナル進出に「なかなか8分の1が通過できなかったんですが、ファイナルも優勝できるようにめちゃめちゃ頑張ります!」と張り切っていた。
【決勝結果】
1位 園田賢(赤坂ドリブンズ)
2位 高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
3位 佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
4位 瑞原明奈(U-NEXT Pirates)
(ABEMA/麻雀チャンネルより)