今季、開幕から「野手」として28試合に出場し、4月30日のソフトバンク戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)では、2階席へと飛び込むプロ初本塁打をマークするなど、既に大器の片鱗を垣間見せている日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢澤宏太。
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そんな矢澤は、5月21日に行われたオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)で、今度は「投手」として初のマウンドを経験し、1イニングをピシャリと抑えるという離れ業を演じているが、そんな矢澤の今後の起用法について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
5月26日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、打者として既に初本塁打を記録している矢澤が、投手としてもデビューし、圧巻のピッチングを披露したことを紹介。その際に、番組に出演していた里崎氏は、“投手・矢澤”のピッチングを称賛した上で、その起用法について、「もう先発で行っちゃえばいいんじゃないですか。」「(投手として)投げる日はDH、投げない日は野手で出るっていう。“大谷超えの二刀流”ありますよ。」と、野手としての出場と、先発&DHでの出場という形での“二刀流”起用について言及。
そうした上で里崎氏は、「交流戦、あるかもわからないですよ。セ・リーグの球場で、新庄さん、絶対考えてるでしょ。」と、新庄剛志監督“らしさ”を読む形で、交流戦のセ・リーグチームの主催ゲームで、矢澤が“二刀流”として先発出場する可能性について指摘。それを受けて番組司会の辻歩アナウンサーが「たぶん3番とか、2番とかに入れて、ピッチャーとか…」と頷くと、里崎氏は「…交流戦、セ・リーグ(の試合で)、先発あります!」と、“新庄監督らしい”矢澤の起用法が交流戦で観ることができる可能性について、改めて強調する形でコメントした。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)