【MLB】パドレス-カブス(6月3日・日本時間4日/サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が、鈴木誠也外野手擁するカブス戦に先発した。7回、115球、被安打2、1四球、9奪三振と完璧な投球で、今季4勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
【映像】ダルビッシュ有、渾身のストレートに鈴木誠也のバットが空を切る
ここまで10試合に登板しているダルビッシュは3勝4敗、防御率4.61の成績を残している。4月は4試合に登板し1勝2敗と貯金こそ作れなかったが、防御率3.00と安定した投球を見せていた。しかし5月に入ると一転。5試合に登板し1勝1敗ながらも防御率5.79に。前回登板となった5月28日(日本時間29日)のヤンキース戦では3回途中7失点でノックアウトされていた。
月が変わって流れを変えたい6月最初の登板では、鈴木が所属するカブスと対戦。注目の初回は全てセカンドゴロに打ち取る完璧な立ち上がりを見せた。
続く2回には鈴木と日米通して初対戦を迎えた。初球のスイーパーこそ低めの外れてボールとなるも、2球目のスライダー、3球目のシンカーをアウトコースに投げてカウントを整える。すると4球目は高めに力強いストレートを投じると、151キロのボールに鈴木のバットは空を切った。
3回は、この日初ヒットを許し、さらに味方のエラーでセカンドへの進塁を許したが、後続をピシャリ。4回には1死から鈴木との2度目の対戦を迎えたが、2ボール2ストライクからの6球目、アウトローへのシンカーで見逃し三振とした。
その後もダルビッシュの好投は続き、5回は2つの三振を奪って3人でシャットアウト。6回も1つの三振を加え、7回は1死から鈴木と3度目の対戦を迎えるが、2球目のシンカーを引っ掛けさせてショートゴロに打ち取った。
結局ダルビッシュは7回を投げて、115球、被安打2、1四球、9奪三振と完璧な投球で、後続にマウンドを譲った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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