5月28日に福岡PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズの一戦で、ロッテ・佐々木朗希が先発。平均急速160km/h超えのストレートと、キレの良いフォークを軸にした豪腕ピッチングで4勝目をマークし、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】バットに当たらない!平均球速160キロ超え「ほぼ新幹線の速さ」ストレート
この試合、佐々木は4回に牧原大成のタイムリースリーベースなどで2点を失うも、それ以外は危なげないピッチングで乗り切り、結局、6回を投げ、打者22から三振9を奪う好投で今季4勝目。しかも、ストレートの平均球速が160km/h超えるその剛速球を武器に、球数も82と、比較的少ない球数でソフトバンク打線を翻弄することに成功した。
6月2日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、そんな佐々木の好投を改めて紹介することとなったが、こうした佐々木のピッチングについて、野球解説者のG.G.佐藤氏は、「平均が160(キロ台)ということは、1発だけじゃないっていうことですから。初球からヒュッと投げて160出てるっていうのは、ホント規格外だなと。ニュータイプ・ベースボール・プレーヤーですよ。ホント、すごいです。」「佐々木投手が投げると、なんか負ける気がしないというか。勝ってくれそうな気がしますから。チームにとってホント、デカい存在ですよね。」と、ただただ脱帽といった様子で絶賛。そうした上でG.G.佐藤氏は、「160km/hっていうのは、新横浜から品川の間ぐらいの、新幹線のスピードぐらいです。」と、“他の選手”ではなく、“新幹線”を引き合いに出す形で、佐々木の剛速球についてコメントした。
なお、マメの影響を感じさせず、剛速球を連発しながら好投を続けている佐々木に、ネット上の野球ファンからは、「もう160kmだしても実況が何一つ驚かないの凄すぎ」「何か別のレベルに入ってきたね佐々木は。」「あれだけコンスタントに160オーバーのストレート出せるのは超人」「日本の宝なので上手く休ませながらがんばってほしい」「今日投げたストレートで1番遅いのが156kmとか凄すぎ」「フォークの落差、キレ、柳田の三振の仕方全てがまるでパワプロみたい」「久々の登板で150キロ台もほとんど出てなくて涙が止まりません…」「ストレート平均160なんて日本人じゃ誰も無理だろう」「 しかもコントロールを犠牲にしないで球速を出してる ほんとにとてつもない才能だ」といった様々な声が相次いで寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)