6月6日に大宮公園野球場で行われ埼玉西武ライオンズ対中日ドラゴンズの一戦で、中日・立浪和義監督と西武・松井稼頭央監督による史上初の“PL学園出身監督対決”が実現。野球ファンの間で話題となっている。
【映像】球場全体に緊張感が走る瞬間
ともに高校野球の名門・PL学園を卒業した“先輩”である立浪監督(1988年卒)と、“後輩”である松井監督(1994年卒)による公式戦初の“PL対決”となったこの試合、中日は0-0で迎えた5回表に、連続タイムリーで2点を先制すると、先発・鈴木博志が6回途中まで無失点に抑える好投を見せ、そのまま先制点を守りきる形で辛勝。一方、西武は先発・與座海人が7回2失点と粘りの投球を見せるも、あと1本が出ずに最後まで無得点に。史上初となるPL学園の“先輩”vs“後輩”の仁義なき戦いは、“先輩”である立浪監督が制する形で幕を閉じることとなった。
6月9日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの対戦を紹介することとなったが、その際に番組司会の辻歩アナウンサーから「もちろんPL学園はね、“縦関係”も非常に厳しいということで、若干ピリッと緊張感が走るような…」と水を向けられた野球解説者の里崎智也氏は、「そもそもPL学園出身の監督が少ないんですよね。過去でいうと尾花(髙夫)さんとかね。あと平石(洋介)とかね。たぶん平石が2人目の監督なんですよ。」と、今回の対戦が“初のPL学園対決”となった背景について、もともと同校出身の監督が少ないと指摘した上で、「実績は素晴らしい選手たくさんいるんですけどね。」と、“KKコンビ”として知られる清原和博・桑田真澄(31期)や、立浪監督と同期の片岡篤史(33期)、さらにその1期後輩にあたる宮本慎也(34期)、福留孝介(41期)、前田健太(52期)ら、プロ入り後も輝かしい実績を残した錚々たる面々が多数いることを踏まえつつ、不思議そうな様子でコメントした。
なお、こうした珍しい“先輩・後輩対決”に、ネット上の野球ファンからは「松井、立浪はアツい!」「立浪松井平石とかいう素晴らしい集団やな」「そっか立浪監督(片岡コーチ)vs松井監督(立石ヘッド)っていうPL先輩後輩対決だったのかー!!」「松井監督イケメンすぎやろ」「オラついてるやん」「これは立浪監督にアドバンテージ!! 松井監督…顔緊張してる」「大丈夫?シメられちゃうんじゃ…」「表情がPLの縦の関係を物語ってる?」「立浪監督も、松井監督も 理想は PL学園野球なんやろな。」「松井さん目力強すぎ」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)