大谷翔平、投手で6勝目ならずも17号含む3安打と爆発 今季4度目“サイクル未遂”もチーム5連勝に貢献 メジャーリーグベースボール大谷翔平 2023/06/10 13:33 拡大する 【MLB】エンゼルス5-4マリナーズ(6月9日・日本時間10日/アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、投手としては5回を投げて被安打3、6奪三振・6四死球で3失点し6勝目を逃したものの、打者としては一時同点となる17号2ランを放つなど3安打、三塁打が出ていればサイクル安打という大活躍。チームの5連勝に大きく貢献した。【映像】大谷翔平、特大134メートルの17号! 投手としては粘りに粘った。立ち上がりに制球を乱し、先頭打者に四球を与えると2死一塁から4番のケリニックに先制を許す2ランを被弾。得意球であるスイーパーが甘く入ったところを痛打された。それでもずるずると崩れないのが大谷の特徴。前回登板では9安打を浴びてKOされたが、この日は少しずつ制球を整え、三振も6つ奪った。5回にレンヒーフォのタイムリーで1点を勝ち越し、そのイニングを無失点で投げ切れば勝利投手の権利をゲットというところだったが、四球と死球でピンチを招くと、3番フランスに同点タイムリーを許した。その後のピンチを併殺で切り抜けると、大きな雄叫びをあげ、リリーフ陣に後を託した。 続きを読む