将棋の順位戦B級1組1回戦が6月15日に行われ、羽生善治九段(52)と大橋貴洸七段(30)が現在対局中だ。注目の開幕局の戦型は、「角換わり」が志向された。
【映像】羽生九段VS大橋七段 注目のB級1組開幕戦(生中継中)
今期のB級1組は、前期A級から糸谷哲郎八段(34)と佐藤康光九段(53)が、B級2組から大橋七段、木村一基九段(49)、増田康宏七段(25)が参加し、13人の総当たりで争われる。B級1組は全13回戦が一斉対局で行われ、この日も羽生九段ー大橋七段戦を含む6局が東京将棋会館、関西将棋会館、名古屋対局場の3会場で指されている。
本局は、羽生九段にとって日本将棋連盟会長就任後の公式戦初対局。一方の大橋七段も前期昇級を果たし、B級1組初陣を迎えている。注目の一戦は大橋七段の先手で、後手から角を交換し「角換わり」の戦型となった。先手は早繰り銀から先攻を仕掛けると、羽生九段も同様の進行を見せて相早繰り銀に。端の攻防から、互いに速いスピードで指し進められた。すでに激しい戦いの口火が切られており、午後の戦いから一瞬たりとも目が離せない。
持ち時間は各6時間(チェスクロック使用)で、先手は大橋七段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段 五目やきそば
大橋貴洸七段 とりなんばうどん
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲大橋貴洸七段 5時間15分(消費45分)
△羽生善治九段 4時間46分(消費1時間14分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)