ファンならずとも感動、大興奮のオーラスだった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2023」予選1stステージのC卓が6月15日に行われ、第2試合オーラスに丸山奏子(赤坂ドリブンズ・最高位戦)が満貫を決めて2位通過。苦しい状況からオーラス1局で大逆転。劇的な展開に視聴者は大きな歓声を送った。
第2試合南4局、丸山は2万3200点持ちの3着目。ライバルの矢島亨(連盟)がラス目にいるため、2万9200点の魚谷侑未(セガサミーフェニックス・連盟)、滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部・連盟)をマクってトップとなれば逆転、通過だ。条件を満たす手が整ったのは10巡目、4・7索待ちのリーチをかけた。これを一発で矢島が掴み、条件クリアのリーチ・一発・平和・赤の8000点で、大逆転の2位通過を決めた。
アガリの直後、視聴者は「まるこやったー!!」「突破したww」「丸山大逆転!」「やったで丸子!」「まるこ愛してる!」と大歓声。実況の椿彩奈(協会)も「奇跡の大逆転トップをもぎ取りました!4年間、ドリブンズの先輩方から教わってきたことを、ここで見事成就させました!まさにシンデレラ!」と興奮交じりでこれを伝えた。
前回12日は2年ぶりにMの舞台へ戻ってきた和久津晶(連盟)他、女性選手が全員敗退。丸山は今大会女性初となる1stステージ通過を見事な大マクリで決めた。試合後は「すごい嬉しいです!」と満面の笑み。またも視聴者からは「おめでとうー!」「良かったなあまるこ」「まるこ頑張った!!」と多数のエールが寄せられていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー32人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者20人、計52人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、ベスト16からのシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






