やはりこのチームには「西」の因縁がつきまとうのか。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2023」予選1stステージのD卓が6月15日に行われた。第1試合では岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ・連盟)が西待ち七対子のアガリ逃しをしてしまい、思わずがっかりな表情で手牌に目をやる一幕が。視聴者からは「やっぱり西だったw」「西はチームのトラウマ」など多数の反響が寄せられた。
場面は東3局、岡田は13巡目に七対子をテンパイすると、西を切って9筒待ちのリーチ。「単騎は西で待て」の麻雀格言もあるが、西は初手で切っている牌。さらに場にも1枚出ていることから、9筒待ちは当然の選択だ。だがここで、なんと一発目のツモがその西。岡田は何事もなかったかのようにツモ切ったものの、少し間が空いてなんとも物悲しい、がっかりな表情で手牌に目を落とした。解説の醍醐大(最高位戦)は「これは神様でもない限り受けられないんで」とフォロー、視聴者からも「これはむりw」「流石に無理よw」「悲しい顔してる」「西にはできんけどくやしーw」など多くのコメントが寄せられた。
かつてチームメイト内川幸太郎(連盟)がTEAM雷電・黒沢咲(連盟)に西単騎の四暗刻を放銃したのは語り草。また昨年12月12日のシーズン中は、その内川が西待ちの七対子から發待ちに替えたところ、西が被ってしまいアガリ逃しとなってまたファンが大盛り上がりと、チームにとって西はもはや因縁だ。岡田もこの流れに飲み込まれてしまったが、その後は持ち直し、この戦いを2位通過で終えている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー32人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者20人、計52人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、ベスト16からのシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







