6月10日にエスコンフィールドHOKKAIDO行われたセ・パ交流戦、北海道日本ハムファイターズ対阪神タイガースの一戦で、日本ハム・万波中正が披露した“怪物級”の爆肩返球が野球ファンの間で話題となっている。

【映像】万波が“怪物級バックホーム”を発動する瞬間
3-3の同点で迎えたこの試合の5回表、阪神は日本ハム先発の伊藤大海を攻め立て、2死二塁と勝ち越しのチャンスに。ここで“打てる2番”として活躍中の中野拓夢は、カウント1-0から伊藤が投じた外角やや低めのスライダーを狙いすまし、一二塁間を破る球足の速い打球に。ホームインすれば勝ち越しとなる二塁走者の木浪聖也は、当然のごとく、三塁ベースを蹴って一気にホームへと向かうが、この中野の一打を、ライトの万波は、一直線に前進して拾い上げると、軽くステップを踏んでバックホーム。すると、ボールは矢のような返球で内野へと戻り、ショートバウンドで捕手・伏見寅威の元へ。結果、間一髪で木浪はタッチアウト。先発・伊藤を助けるなんとも大きなプレーとなった。