【MLB】ロイヤルズ2-5エンゼルス(6月18日・日本時間19日/カンザスシティ)
「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手が1点ビハインドの5回無死二塁からア・リーグトップを独走する今季24号アーチを放ち、チームの勝利に貢献した。
どうやったらこの男を抑えられるのか――。相手バッテリーからそんなボヤキが聞こえてきそうなほど、”大谷のバット”が止まらない。試合開始時点で6月の月間成績は16試合で打率.410、25安打、8本塁打、18打点、OPS1.447とすべての打撃スタッツが異次元のレベル。この日も相手先発・グレインキーの前に2打席目までセカンドゴロ、三振に終わっていたが3打席目に見事にアジャストし、打球速度は今季自己最速の117.1マイル(約188.5キロ)、飛距離422フィート(約128.6メートル)の弾丸アーチをかっ飛ばした。この日を含む直近10試合で実に8本塁打と、量産体制は止まりそうにない。
試合は2回にロイヤルズが先制し、4回にエンゼルスが4番ドゥルーリーのタイムリーで追いつくも直後に再び勝ち越されるという厳しい展開。そんな重苦しい空気を一発で帳消しにしたのが大谷のバットだった。
また、大谷のホームランを放った直後には3番トラウトが15号アーチを放ち、今季6度目となるトラウタニ弾そろいぶみ。このリードを、6回以降は継投で守り抜いたエンゼルスが41勝33敗で貯金を再び8とした。
これで、同地区2位のアストロズの結果次第では、ア・リーグ西地区2位に躍り出る。大谷にとってはメジャー5年間で未経験のプレーオフ進出も射程圏。大谷の好調に呼応するように、チームも調子を上げている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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