麻雀も料理もガンプラも一緒 剛腕かつ繊細なMリーガー松ヶ瀬隆弥の思考回路「手順・工程を突き詰めて最終的にたどり着くのを考えるのが好き」
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 ド派手な髪型に大きな体。見た目だけなら「豪快」の2文字がぴったりだ。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」EX風林火山の松ヶ瀬隆弥(RMU)は活躍した自身1シーズン目に続き、2022-23シーズンでも活躍。チームの柱としてポイントを持ち帰った。太い腕・指でツモりあげる様子は迫力満点だが、アガリに向かう順や相手への警戒心、ゲームコントロールは実に繊細だ。そんな松ヶ瀬は料理やプラモデル作りも同じく「形がないものを自分で作り上げていく、そこを考えるのが一番楽しい」という。

【映像】信念を語る松ヶ瀬隆弥

 高打点のアガリを、ドンとツモりあがるシーンを見れば、豪快・豪傑というフレーズが定着するところだが、とてもクレバーでしっかりと計算をするタイプの選手だ。「チームにずっとプラスポイントを供給し続ける方が僕的には大事。MVPをその年に取りました、300(ポイント)勝ちました。でも次の年に調子が悪くて200負けましただと、2年間トータルで100しか勝っていないじゃないですか。それよりも毎年200、200みたいな感じでいいので、プラスをずっと持ち帰る方が、目標としてはいいんです」。突出した成績ではなく、安定したプラス。その方がチームとしても計算できる選手であることがわかっている。見た目とは裏腹に、何事も丁寧に考える。

 麻雀の手役にしろ、料理にしろ「作る」ことが好きだ。調理師の免許を持つ元料理人で、度々チームメイトに留まらず、ライバルチームの選手や、他の仲間に手料理を振る舞うことがある。また最近、新たな趣味が加わった。ガンダムのプラモデル(ガンプラ)作りだ。「勧められて始めたらおもしろくて、毎日作ってます。形がないものを自分で作り上げていく、そこを考えるのが一番楽しいです。麻雀と似てますね」と、また別のものを作ることにハマっている。

 人生に共通するものを1つ持っている。「最良の結果に向かうにはどうしたらいいか、手順・工程を突き詰めていくんです。それは麻雀や料理に限らず、生きている全てにおいてつながっている。工程に関しては全部そうだと思っています。目的を達成するためにどうするか。突き詰めると、最終的にそこにたどり着くのを考えるのが好きなんです。人間性でしょうね」。考えられるベストの工程を進めば、求める最高の結果が出る。だから工程を考えるのが好き。そういうことだ。

 Mリーグ入りをきっかけに、新しく多くの人に出会った。他の選手にならってYouTubeも始めた。これまでの人生で得られなかった出会いや知識が、どんどん増えていく。「仕事に関しても、趣味に関しても、今が一番いいかもしれないですね」。充実感がみなぎる剛腕は、また来シーズンもきっちり計算してから、チーム優勝のために全力を尽くす。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズンを戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。さらに上位4チームがファイナルシリーズに進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

Mリーグ2022-23 ~熱狂~ EX風林火山
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